人気ブログランキング | 話題のタグを見る

#89 ブックワーム、ズゥ

小学校上がるか上がらないかくらいの頃は、
色んな本を自分から進んで何冊も何冊も読み、
母は私のことを文学少女になると思ったとか思わなかったとか。

ちょっと大きくなったあずさちゃんは専ら字ばっかのよりも、絵が多いのが好きになりました。
更に大きくなったあずさちゃんは最早絵のついてるのさえ読まず、写真が載ってるのばっか。

そう、雑誌か、旅行ガイドブックか、料理のレシピか…新聞ギリ。
マンガはもう滅多なことがないと読まないなぁ、去年の夏は漫画喫茶にハマってたけど。

そんな訳で『現代人の活字離れ』最先端を行くあずさです。

だって本読むと眠くなっちゃうんだもん。
だって本読むと目悪くなっちゃいそうなんだもん。

いえ、しかし最近そんな言い訳あずさも過去のものとなりました。

最近私は本の虫です。
ブックワーム、ズゥです。

今日もバスを待つ5分の間に本屋に駆け込み2冊文庫本をげっちゅ。
なんて文学サラリーウーマンなのかしら、私。

本を読むの、どちらかと言うと結構好きだったのです、実は。
…あまり読んでなかったけども。
機会があれば結構ぐいぐい読んで行く派。
…機会さえあれば。

いやいや、だから最近はちゃんと読んでるの!

こう言うと味気ないかもだけど、
本や雑誌ってとても費用対効果の高い娯楽の一つだと思うのよね。
ランチ約1回分で買える2冊の文庫本は一週間近く私の通勤時間を楽しませてくれる。

そうでもない本の扱いはそうでもないんだけど、
気に入った本はハードカバーであれ、文庫本であれ、雑誌であれ、大事に取っておくの。
ふとワンフレーズだけ読み返したくなる時のために。

本を読んでると待ち時間とかも気にならないし。
こう、ストーリーの中に引き込まれる感じが良いよね。

薦められるがままに読み、惹かれるがままに読む感じ。

人に薦められる本は、
多分自分からはあまり読む機会に恵まれなかった本ばかり。
新たな気づきがあったりで、これは結構面白い。
友達が面白いよって貸してくれた本が面白かった時は、これは結構嬉しい。
『感性が似てるのかしら』って、ね。

思わず手に取ってしまう本は、
単純に本屋の一番手前の棚に積まれていたり、
最近流行の映画の原作だったり。
今日買ってしまった2冊はこの類、寝る前に読むんだ。

最近、社内便でグルグル本が回ってます。

社内のシステムをこんな事に使ってはいけません、ハイ。
いや、でも私達の仕事ってアイディア勝負だしぃ。
アイディアの宝庫である本を同期で分かち合うのが次のプレの勝利への道かもだしぃ。

ま、そんな言い訳はイイとして。

恋愛小説も家族愛小説も、悲劇も喜劇も色々読んでいます。
芸術に心目覚める秋だもの、読書の秋。

最近読んだのは確か、こんな感じ。

『陰日向に咲く』
劇団ひとりが書いた本、これはかなり面白い。劇団ひとりを見直すよ。オススメ。

『さくら』
これはもうどう言って良いんでしょう。悲しすぎて、哀しすぎて言葉になりません。

『天使の卵』
390円というかわいいお値段に惹かれて買いました。話の途中が好き。

『愛と死をみつめて』
これは『若きいのちの日記』とセットで読んで欲しいかも。色々考え直す本でした。

『あ・うん』
これは面白い!向田作品をもっともっと読んでみたいと思わせる一冊でした。

『遠い太鼓』
そう言えば初村上春樹。淡々としてて読んでると落ち着く。なかなか長編なのでまだ途中。

『僕は勉強が出来ない』
こんな大人な高校生じゃなかったな、私…と思いながら読みました。

『負け犬の遠吠え』
これはとうとう手を出してしまった、…しまった。。という感じ。思わず溜息。

『恋愛中毒』
今日読み終わった一冊。これは、ラストに向かってのスパートがすごい。面白い。

うむ、もっと読みたい。
せっかくこの読書熱が高まっている今だからこそ。

オススメあれば是非是非教えて頂きたいです。
私が持っているので読みたいのあれば貸すし!

『冷静と情熱の間』はオススメ。
高校三年生だったかな、その時に買ってから何回も読み直した。
『世界の中心で愛を叫ぶ』は賛否両論あるみたいだけど、私は小説がベストだと思う。
ありきたりかもだけど、『いま、会いにゆきます』の世界観も好きだな。

うちに『魔女の宅急便』のシリーズがあって、それも手つけてみたい。
ハードカバーだから重くて通勤には向いてないけど。

ちなみに。
今日買ったのは『手紙』と『博士の愛した数式』。

毎晩恒例の寝る前10分間読書は、さてどちらから始めようかしら。
by a_mazing_zoo | 2006-11-07 23:36
<< #90 One of my o... #88 『プラダを着た悪魔』 >>